ライフプランニングという言葉をご存知でしょうか。
「生涯生活設計」という意味のこの言葉は
自分の人生におけるイベントや予定している様々な事柄を具体化し
実現に必要となる「資金計画」を構築します。
人の生き方が多様化している現代においては
なおさら、ライフプランニングの必要性があります。
性的マイノリティもライフプランニングが必要
LGBTの方々についても、今後はライフプランニングの必要性があると言えるでしょう。
LGBTの方の場合、ノンケのように結婚をして子供がいる、
というわけではないので、ある意味経済的には
ノンケの家庭よりは余裕があると言えるかもしれません。
20代や30代と若いうちは、特に何も考えずに
日々楽しく過ごし、問題はないかもしれません。
しかし、40代50代と年を重ねていくにつれ
「その先」を考えなければならなくなってきます。
親が年を取れば、介護の問題も出てくるかもしれません。
高齢化社会において、近年介護問題は無視できなくなりました。
認知症の数は年々増加し、専門家の間では現在すでに
65歳以上人口の10%(242万人)に達しているとも。
今後は高齢者の増加に伴い、2020年には325万人に達するとみられています。
親や自分の介護問題は重要です。
住まいについても老後どのように暮らすか
一人で暮らしていくのか、施設に入るのか
一人で暮らす場合、何かあった際にどうするのか。
お一人様老後に不安を感じている人は少なくありません。
パートナーとの暮らし方、付き合い方
健康や医療の問題
自分の死後の問題等
挙げていけば数多くの問題があるのです。
臭いものに蓋をしない
今が楽しいから先のことは考えてない
そういう方は、ちょっと考えてみてください。
将来の自分を少しイメージしてみてください。
誰しも老後は訪れます。
その時に慌てない自分を作ることが大切です。
これは、LGBTでもノンケでも同じです。
性的マイノリティの場合、ノンケよりも少し複雑です。
ノンケの場合は、法律や制度で裏打ちされていることも
性的マイノリティの場合は裏打ちがなかったりします。
では対処の方法がないかといえば、対処できることもあります。
基本的に人が抱える問題やニーズは同じです。
しっかりと問題やニーズを直視し、どのような対処方法があるのか
どのようなことをするべきなのか考えることが必要なのです。
まずは、自分のライフプランを再確認してみることから始めましょう。
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